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日本人と「ごはん」と「福耳」の会


日本人から「福耳」が消える日

1-10大和民族の素晴らしさ

富士山

【1-10】

いかがでしたでしょうか。

あまりにも飛躍し過ぎていて、「とてもお話にならない」、と思われる方も多いと思いますが、これから幾つかの歴史的史実を記載致します。

が、その前に一言。

数年前に、読売新聞の1面のコラムに非常に記憶に残る記事がありまして、

内容的には、『日本で作られた漢字』で中国に存在しておらず、逆輸入する形で現在の中国が使用しているものが幾つかあるとのこと。

それは、目的、化学、環境、情報、そして誠。

これらの漢字は純日本産で、日本では昔からこのような概念が存在していたことが伺い取れますし、日本人気質を良く表していると思います。

言い換えると、中国にはこのような概念が生まれなかった風土的な下味があった、とも言えます。

大和民族と大陸の民族との深い意味での考え方の違い、国民性としての基準の違いを直感的に読み取ることが出来ると思われます。

さて、話を健康の7大条件に戻しますが、6番目の万事スマートに運ぶとは、

決断力が早く、テキパキとトラブル等を解決していくような意味と、立ち振る舞いの美しさのことではないかと、私は考えます。

次の、7番目の決して嘘は付かない、に関してのみ点数が55点と他を大きく引き離していますが、日本人が日本人として人生を全うするのに一番大切なものであるのは、『誠』だったのではと。

言い換えれば、武士道的精神を作り上げてきた我々のご先祖様達は『卑怯』を

限りなく嫌い、『誠』や『正直』を最大級の美徳としていたと私は思っております。

また、昔から日本では、生まれた子供に最初に言い聞かせる言葉に最も多いのは、「嘘を付いてはいけません」、などと、最も初期からの基本的教育以前の問題として、長い人生において正直で生き続けることの大切さを教え込んできました。

現代に於いても、日本全国の何処のご家庭でも当たり前に行われている事柄と思います。

そして、彼の大陸国家では、子供に最初に教え込む内容として一番多いのは、

『人に騙されてはいけません』ということだそうで、以前に何処かで聞いたか読んだ事があります。

これは、置かれた風土や環境の違いによる必然的な結果で、彼の大陸国家の人々に問題がある訳では無いと思います。

その風土や置かれた厳しい環境の違いにより、その中を生き抜く為の大事な必要条件の一つであったと思います。

私は今現在、成田空港で来日する発展途上国からの人々を迎え入れる仕事をしているのですが、彼らは旅慣れていないので緊張の余り、良く持ち物を機内から到着出口の間で置き忘れてしまうことかよくあります。

それが、パスポート、デジカメ、パソコン、財布やカードの入った小さなバック、中にはお金の入った裸の財布そのものもあります。

そして、関係各所へ確認してみると、必ず、出てきます。

財布もお金がそのままで、です。

彼らにしてみると、全く考えられないという顔とジェスチャーをします。

これが日本国であり、日本人なのだと、いつも心の中で思っていました。

とても有り難く、名誉な事です。

1-11フランシスコ・ザビエルの手紙

お椀

【1-11】

皆さんも良くご存じの方、イエズス会宣教師で1549年に来日し約2年間、

日本で布教活動をされた歴史上の人物です。

その滞在期間中に、本国へ5通の手紙を送られていたようです。

1549年、キリスト教布教の為に来日したフランシスコ・ザビエルは、日本人について次のような報告をローマへ書き送りました。

大雑把に、この様な内容のようです。

以下

「まず第1に、私たちが交際によって知り得た限りにおいて、この国の人々は今まで発見された国民の中で、最も優れていて、日本人より優れている人々は、異教徒の間では見つけられないでしょう。日本人は一般的に親しみやすく善良で、悪意がない。彼らの名誉心は極めて強く、彼らにとって他の何よりも名誉を重んじます。殆どの日本人は貧しいが、武士も町人も貧乏を恥や不名誉と考えている者はない彼らには、キリスト教国民が決して持っていないと思われる1つの特質を持っている。

武士が如何に貧しくても、武士以外の人々が如何に裕福であっても、貧しい武士も富豪と同じように平民から尊敬されていますし、また武士が如何に貧しくても、またどんなに大きな富を与えられても、武士階級以外とは決して結婚しません。それにより自分の名誉が失われると思うからである。即ち富よりも名誉を尊重しているのである。日本人の交際には大変礼儀正しく、武具を大切にし、武芸を高めることを願っている。彼らは武士も低い階級の人たちも大小の刀を帯びている。彼らは侮辱や軽蔑に我慢して堪え忍ぶことは出来ない。すべての武士はまた、その地域の領主に臣従する事を大切にし、もし、臣従しなければ罰を受けるからと言うよりも、臣従しなければ自分の名誉を失う事になると考えている為だと思います。」

賭事は一切しない。博徒は他人の使用物を欲しがるので、その挙句に盗人になると考え、とても不名誉な事だと思っているからです。彼らは稀であるが、太陽に向かって誓う。大部分の人々は読み書き出来ますので、キリスト教のことを速やかに学ぶ事が出来るので好都合である。日本人は1人の妻しか持たない。盗みの悪習を大変憎んでいて、そのため盗み人は極めて少ない。

盗み人は誰でも死刑になり、彼らは非常にこの罪を憎んでいる。日本人はとても善良で、社交性もよく、知識欲が極めて旺盛な国民である」

「神は私たちをこの国に導き給うた事により、私たちに多くの御恵みを与えて下さいました。この国の土地は肥よくではないので、身体のために豊な物を食べようとしても出来ません。日本人は自分たちが飼う家畜を屠殺したり、食べたりする事もしない。彼らは時々魚を食べ、少量であるが米や麦を食べるのである。そして、彼らの食べる野菜は豊富で、僅かではあるが、数種類の果物もある。しかも、この国の民は不思ほど健康であり、老人たちが沢山います。たとえ満足でなくとも、自然のままの生活で、僅かな食べ物で生きてゆけると言う事が、日本人の生活を見てよく分かります。」

以上

いかがだったでしょうか。

まず、この時代が戦国時代という『荒れた世』であったということが大事です。

当時の日本人をイメージすると、お金、富よりも名誉が大事で貧乏を恥とせず、

立ち振る舞いや庶民まで広がる高度な教育、そして、卑怯を嫌います。

また、家畜という概念がないこと。

そして、西洋人から見て驚くほどの小食で、フルーツもあまり食べないが、結果的に極めて健康でまた長生きものが多い。

また、西洋人の食生活が一番優れているというような錯覚を、当時の彼らが持っているという事が簡単に推測出来てしまいます。

ご先祖様から受け継ぐ伝統的な庶民の粗食、これが健全な精神と肉体を生み出す大元になっていた事が端的に伺えます。

この時代も、日本人が他国よりかなり優れていたという印象を、このザビエルさんの手紙を通して端的に感じ取る事か出来ます。

そして、当時のヨーロッパでは肉などを沢山食べていて、また、不健康で長生きする人が少なかった、とも推測する事が出来ると思います。

1-12ベルツの日記

人力車

【1-12】

今度は明治時代の事ですが、かなり有名な話のようです。

このベルツさんは、日本政府に招聘されて来日しました。

ドイツの近代医学や栄養学を積極的に取り入れ、欧米諸国に追いつこうとした当時の流れでの中で日本に滞在した外国人の一人で、東京大学医学部で教授をされていたようです。

 

以下

ベルツ博士は、東京から110km離れた日光へ旅行する時の話で、馬を6回乗り換えて、約14時間かけやっとたどり着いた。もう一人の人は人力車を使って日光に行った。その結果、馬と人力車はどちらが早く着いかというと、人力車はなんと30分遅れるだけで、しかも交代なしで日光に到着している。
ベルツ博士は、人力車の車夫の食事を調べると、玄米のおにぎりと梅干し、味噌、大根の千切りと沢庵だった。日常食も米・麦・粟・ジャガイモなどの低蛋白質、低脂肪の粗食である。肉も食べずにこれだけの力が出ることに驚き、そこで、ドイツ栄養学を適用すればより一層の力が出るであろうと、ベルツ博士は食事の実験を行なった。
車夫を2人雇い、1人は玄米におにぎりの食事、他の1人に肉の食事(フォイト栄養学を基にしたタンパク質)を摂らせ、80kgの荷物を積み、毎日40kmの距離を走らせ、どちらが長く続けられるかを試してみた。結果は肉料理の車夫は疲労が甚だしく募り3日でダウンしてしまい、もとの食事にもどした。一方、玄米おにぎりの車夫では3週間走り続けることが出来たのである。肉の食事の車夫も、食べ物を元の粗食に戻すと元気に走れるようになったそうである。この経験からベルツ博士は、帰国後ドイツ国民に菜食を訴えたという

また、「こんなに母乳の出る民族は他に見た事がない」とも言っていたようです。

以上

 

こちらも、いかがだったでしょうか。

本当に少し前の出来事のようですが、ここで大事なことは、現代西洋医学が継承してきた論理的に正しいように理解できるドイツの栄養学が、必ずしも日本人には正しくない、ということに尽きてしまいます。

狩猟民族を基にするドイツの栄養学(猿の住めない北緯50度)が、典型的な農耕民族である日本(猿の住む北緯35度)には全く合わないという必然的な現れと思います。

ドイツと日本では、所詮、風土が違います。

風土はFOODを育み、そこに住む民族の考え方や行動様式をもまた、育むと考えております。

風土はFOODです。その民族の原点です。

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