玄米ごはんと福耳.com

日本人と「ごはん」と「福耳」の会


日本人から「福耳」が消える日

2-2食べ物が行動様式を決める

いなほ【2-2】

これはアメリカを中心に世界中に『食養』、『マクロビオテック』を発展普及させ、現在ではスミソニアン博物館で日本人としては初めて殿堂入りされた方で、世界的にとても有名な久司道夫先生の本に書かれていたと記憶しています。

例えば、日本人は大昔から魚を食べる民族で、魚は群れを成して行動します。

日本人は何処の旅先(外国も含めて)に行っても、必ずと言ってよいほど皆一緒の団体行動を好みます。魚の群れと同じです。

ですから、我々日本人は『協調性』を好みます。

朝の出勤風景です。

みんな同じ様な色のスーツ姿で、まるで群れを成して移動している様です。

以前、ニュージーランドに一年ほど滞在したときに、現地の友達がその昔一度日本へ行った事があり、その時の日本の印象を聞いてみました。

東京駅での印象の様ですが、彼曰く「日本人、オールブラック。みんな一緒」、

見分けが付かないとの事。

髪も黒く、スーツも黒で同じ方向へ速足でゾロゾロと動いているという印象で、彼はかなりびっくりした様です。

恐らく、西洋人的な感覚や個性が感じられなかったと推測します。

一方、牛肉を良く食べる西洋人はというと、日本人から見たら『なんでこの人達、自分勝手なんだろう』と思うほど、わがままに感じ易いと思います。

放牧された牛をイメージしてみて下さい。

彼らは広大な牧草地帯でバラバラに点在していますし、逆に見ると纏まっていない訳ですし、群れを嫌う訳です。

大雑把で乱暴な結論付けとなりそうですが、『何かが見えてくる事』がとても大事な事と考えています。

普段からよく食べているものが、絶対性はありませんが全体的(マクロ)に見て、その人や民族の考え方や行動様式に繋がっていると思います。

いかがでしょうか。

高学歴や知的な人であれはあるほど、理解するのがかなり難しいことでしょう。

「馬鹿らしい」の一言に尽きるのではと。

確かに、医学的根拠や科学的根拠、合理的説明は出来ないかもしれませんが、食養的な考え方は、直感的で全体的(大雑把)にみた場合、的を射ていると私は思います。

また、別の見方をすると、西洋人などと違って日本人はよく頭を下げます。

我々日本人には日常ごく普通の行動様式なのですが、肉を沢山食べる西洋人などから見たら頭を下げるという行動は、恐らく、彼らにとっては『負け』を意味する事になるのでは、と。

日本人に話を戻しますと、諺に『実るほどに頭を垂れる稲穂かな』がありまして、

これに尽きると思ってしまいます。

古代から日本人は稲(米)を中心の食生活をしてきたことで、このような行動様式に繋がったと思います。

熱海断食道場の牧内会長もよく話していました。

「野菜を食べると優しくなり、肉を食べると憎らしくなる」と。

2-3温かくて良い血液は、主食のご飯と味噌汁から

ごはん【2-3】

我々日本人の食性を基にした基本食とは、『ご飯と味噌汁』と考えます。

稲の取れ難い地域もありますが、大昔からお米が中心です。

ご飯は生命力が最も高い玄米の事で、主食になってきました。

そして同じく、生命力の高い旬の食材で作った味噌汁です。

そして副菜としては大雑把に、煮物や小魚、海藻、発酵食品である梅干しや沢庵や納豆などになり、塩気も沢山取ってきました。

また、調味料は天然のもので、精製塩や白砂糖や食品添加物などはありません。

農耕民族である我々日本人は、昔から『主食と副食』という概念を持って生き続けてきました。

一食あたり一汁一菜か一汁二菜です。

温かくて良い血液を腸で作る為に大事なことは、副食が主食より多くなり過ぎない事です。

この様な伝統的な粗食(素食)を基に農耕民族独特の自然観を導き出し、古代より現代まで日本人として子孫を繋ぎ続けてきました。

義理や人情に厚く、自他中心的で卑怯を嫌い、誠実を貴ぶような『日本人的気質』を育んできました。

これらにより、外国人もビックリ仰天するような伝統や文化や技術、しきたり、立ち振る舞いなどを作り上げてきました。

これに食養的な考えを加えると『腹八分』程度にして、胃腸に負担を掛けない為に、良く噛む事です。

玄米であれば、一口、二百回を目標にすると、胃腸の弱い方でも十分に消化吸収出来ますし、食後にお腹が張るような事はありません。

一口ごとに箸を置いて、回数を頭の中で数えながら食べますので、恐らく一食が30分から40分くらい掛かると思います。

そうすると当然ですが、温かくて綺麗で良い血液が腸で作られるようになり、その良い血液が身体全身の隅々まで滞り無く循環する事になり、結果的に良い体細胞へ発展していきます。

当然、脳細胞や自律神経や白血球にも発展する事になります。

この様な食事を各ご家庭で続けると、『食原生ストレス』の入り込む余地もまた殆どありません。

いかがでしょうか。

この様な説明は、色々な食養やマクロビオテックなどの本やWEBサイトでも簡単に閲覧出来まし、興味のある方は是非検索して頂き、現代西洋医学と現代栄養学、日本の食養、そして東洋哲学や陰陽五行など色々と比較出来ますので、素直な目線で見て頂きたいと思います。

アラを探すのではなく、必ず疑問点や矛盾点が出てきますので、この疑問や矛盾を素直に比較して考えることが最も大事なことに繋がってくると、いつも考えております。

しかし、最初のころに書かせてもらいましたが、森下敬一先生のお茶の水クリニックでの診療は、こんなに大雑把な食事指導ではなく、各患者さん一人一人に合った『食事箋』が出されています。(診療風景は後で詳しくお伝えします。)

私が皆様にお伝えしたいのは、『各ご家庭での食事は、ご飯を中心に変えていきましょう』という事に尽きます。

しかし、習慣を急に変える事はなかなか難しく、その人その人の生活様式や行動パターンがありますから、重病人や不定愁訴で深く悩んでいる人でない限り、いきなり『玄米食』に変えることに抵抗感を覚える方が多いと思います。

ですから、各ご家庭に合った色々な形での『ご飯を中心』にして頂きたいと

思っております。

それから徐々に、玄米まで高めていって頂ければ、と思います。

晴れの日や特別な日、伝統的行事は当然ご馳走を頂くことになり、人生の大事な楽しみですし生きる醍醐味ですから、大いにご馳走を召し上がって頂きたいと思います。

また、お友達同士の会食や居酒屋での仕事上の一杯も、大事な特別な日となりますので、大いに楽しんでいいと思います。

ただ、ご家庭の食事や職場へ持っていく弁当などは、日本人の昔から続くご飯中心の粗食(素食)にしていくことが大事な事と思っております。

また、白米と比較した玄米の栄養や効能についてもWEBサイトや関係本の中に必ず載っていますので、ここでは省略します。

その理由は、現代栄養学は食物の栄養分析を基にしていて、その中の栄養素は何かとか、カロリー計算が問題の中心になりますが、残念ながらまだ、未知の栄養素が存在している可能性も否定出来ませんし、学問的には発展途中で未完成と思います。

そうなると、『今まで分析的に分かっている中での現代栄養学によると』、という枕詞を付ける必要が出てくると思います。

現代医学にも、この枕詞を付けて考える必要が出てきてしまいます。

しかし、その民族の食性とは、日本民族であればその厳しい風土(環境)に順応する為に、その中で経験的に日本民族を高める一番良い方法を基にして、現代まで数千年から数万年を生き抜いてきたという歴史的結果が現実として確かに存在しています。

今まで分かっている栄養素を元に足し算的に考えても、あまり意味が無いように感じてしまいます。

科学的に目に見える栄養素の分析よりも、その食物全体から生まれる『目に見えない生命力』を考えた方が、理にかなっていると思います。

ですから、あえて玄米の栄養素や効能には触れませんでした。

 

2-4ご飯中心の粗食

 

黒ゴマ【2-4】

主食のご飯ですが、工夫をすれば色々なバージョンを楽しむことが出来ます。

例えは白米であっても、胚芽米入りご飯、小豆入りご飯、黒豆入りご飯、もちキビ入りご飯、稗入りご飯、麦ご飯、五穀を入れたご飯など色々あって、土鍋がベストですが簡単に炊飯器でも出来上がります。

また、玄米の五分付きや三分付きからスタートすることも出来ますし、これに豆や雑穀をブレンドすることも出来ます。

白米の豆ご飯やもちキビ入りのご飯は、とても美味しいです。

特に、もちキビ入りで作るお握りは最高に美味しいです。

これに出来れば、黒ゴマ塩を振りかけて食べて頂ければと思います。

黒ゴマ塩の生命力を頂き、白米の足りないところをある程度補うことが出来ると思います。

そして、一口、百回を目標に咀嚼して頂くと、その効果は飛躍的に高まります。

この様なご飯を主食にして、無添加で旬の食材から作る味噌汁があれば、これだけでも冷蔵庫の中身と身体の中身がかなり変わってくると思います。

当然、『食原生ストレス』がご家庭に入り込んでくる余地は無くなってきます。

台所を預かるお母さん方にお願い致します。

お子様やご家族の方の健康や将来生まれてくる子供達の為に、そして未来の日本の為に、ご家庭での食事を変えていって頂ければ、と思います。

まずは、主食のご飯をしっかりと食べて頂く事に尽きます。

それに旬の食材による味噌汁と野菜の煮物や小魚貝類、発酵食品などから一品か二品の副菜と天然の塩気、それだけで十分と思います。

大事なことは、『足りるを知る』という事です。

そして、副食は主食より少なくすることが大事で、少なくても半々です。

各ご家庭の普段からの食事を一昔前の大正時代、明治時代、そして江戸時代の庶民の食事あたりまで取り戻すことが出来れば、何度もいいますが、先天の気(腎気)の高い子供たちが将来、続々と生まれてくるでしょう。

耳が大きく福耳で切れ長の目、強靭な心と身体、素晴らしい持久力です。

まずは粗食にして、主食のご飯をしっかり食べましょう。

明治時代や大正時代の田舎では、現代栄養学では考えられないような貧乏食でも、子供を五人も六人も、中には十人位も生むお母さん方もいたようです。

昔から貧乏人の子沢山と。

それだけ、陰性体質化(冷たい)した現代人では考えられないような、中庸体質(温かい)で強靭な生命力を持った母体の方が多かったのだろうと推測する事が出来ます。

10 / 25« 先頭...89101112...20...最後 »

最新記事一覧


今後掲載予定の記事

  • 5-3対症療法と自然療法
  • 5-4病気で起きる症状は『排毒現象』
  • 5-5排毒現象は自然治癒力の現れ『延命反応』、止めるのは勿体無い
  • 5-6『ウン』がいい人は、『運』がいい
  • 5-7『万病一元、血の汚れ』
  • 5-8血液を汚し低体温化させる本命は、『食べ物』
  • 5-9病気の症状は浄血反応、健康な身体に戻ろうとする『延命反応』
  • 5-10酒やタバコは、『後押し』をするだけ
  • 5-11好転反応とは その一
  • 5-12好転反応 その二
  • 5-13吸収は排泄を阻害する
  • 5-14『同化作用』と『異化作用』
  • 6-1伝統的な粗食で中庸力を高めよう
  • 6-2毎日の食べ物でウンコが変わる
  • 6-3考え方だけを変えようとしても、なかなか心の問題は解決出来ない
  • 6-4土鍋や鉄鍋を料理に使いましょう
  • 6-5虫やばい菌の殺し過ぎではないだろうか
  • 6-6西洋人的感覚と日本人的感覚の違い
  • 6-7お茶の水クリニックの診察風景


ブログ:マクロビ家族 『ドタバタ奮戦記』

玄米ごはんと福耳.com-日本人と『ごはん』と『福耳』の会

TEL:090-2251-5993

©2014 日本人と『ごはん』と『福耳』の会 All Rights Reserved.

PAGE TOP