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日本人と「ごはん」と「福耳」の会


日本人から「福耳」が消える日

1-8『頂きます運動』を広めていきましょう

稲穂【1-8】

日本人としての食育とは、自然界の目に見えない法則を教える事、考える事ではないかと考えます。

狩猟民族から進化発展してきた西洋の人々が持つような『肉食思想』は、自然界を征服する対象、敵視する対象と捉る事により、強引に厳しい風土環境を乗り越えて各民族が子孫を繋ぎながら生き抜いてきたと考えます。

農耕が出来ないほどの過酷な風土や環境の中で狩猟民族や遊牧民族として生き抜く為には、強引に『目に見えた人間の力』で相対する自然界に打ち勝とうとする事以外には、子孫を繋ぐ事が出来なかったのでしょう。

自然界に対してこの強引で傲慢な考え方があって初めて、農耕が不向きな風土環境を遊牧民族や牧畜民族へ進化適応しながら生き抜く事が出来たのでしょう。

ですから、『二元論的な概念が発達』した訳です。

一方、典型的な農耕民族である我々日本人は『穀菜食思想』を持ち、自然界には『目に見えない大きな力』があると感じ取るように進化発展してきました。

その結果、この大自然の目に見えない力で『生かされている』と考えるようになり、自然界のあらゆる物に感謝するように進化発展してきました。

ですから、西洋(欧米)などの肉食民族と日本人のような穀菜食民族では、自然界に対する概念が相対的に真逆傾向になってくると思います。

狩猟民族から進化した肉食民族は、その過酷で厳しい風土の中で食べ物である『獲物』を自分の力で追いかけて獲得する事で生き抜いてきた民族です。

我々農耕民族である日本人はと言うと、同じ場所で種を蒔けば芽が出る的な農耕を中心に過酷な日本という風土を生き抜いてきました。

そこには、食べ物は追いかけて獲得する獲物ではなく、『自然界から与えられた物』と捉えるようになりました。

典型的な農耕民族である日本人は大昔から大自然に対して、我々人間や他の全ての生物は『ちっぽけなもの』、『儚いもの』、『弱いもの』と捉えるようになりました。

所謂、『無常観』です。

人間も含めてちっぽけで儚く弱い全ての『生き物』達が、大自然の中をお互いに助け合い共存しあいながら生きている『同胞』と捉えようになりました

所謂、『一元論』です。

ですから日本人はご先祖様以来、全ての生物は自然界の目に見えない力に全てを委ね、その目に見えない力で生かされていると考え、そして、全ての生物がお互いに生きると言う事は、お互いに『命の循環』をしている事で成り立っている事に気付いたのだろうと思います。

「今度は私の番ですよ」、「次は貴方の番ですよ」と謙虚な態度で自然界の法則である目に見えない命のやり取りをしていたのでしょう。

簡単に考えると、大自然の中で人間が穀物や豆の命、野菜や小魚の命を頂きながら生を全うし、時が来るとその人間が土に帰る事で今度は、穀物や野菜や魚の命の基となる事で循環しながらお互いに成り立っている事に、同じ場所で農耕を通してあらゆる物を観察し続けた経験的な結果から気が付いたのでしょう。

これが自然界の循環的な法則であり、農耕民族である日本人が古代から育んできた、『お互いに共存する為の命のやり取り』的な一元論的概念、自然界に生かされていると言う概念を小さい子供のうちから自然に理解出来るように導く事が『真の食育』ではないかと考えます。

出来る事なら各ご家庭はもとより、幼稚園や小学校から『頂きます』の意味を自然に理解する環境作りしていきたいと考えております。

その日の当番や日直が大きな声で、「貴方の命を私の命に変えさせて」と言った後に全員で「頂きます」と大声で唱和する事から始めていく事で、自然界への感謝や命の尊さを無意識的に伝える事が出来るのではないかと思います。

学校給食をご飯と味噌汁中心に置き、副食に野菜料理や頭から尻尾まで食べられる魚料理や発酵食品、伝統的な和食に変わる事が出来て初めてクラス全員で、『貴方の命を私の命に変えさせて、頂きます』と言う唱和が出来るのですが。

残念ながら、多くの自治体が採用している人工的な給食では、無理がありすぎてしまいます。

堅苦しい話になってしまいましたが、各ご家庭から『頂きます運動』を広めていきましょう。

頂きます運動が広がれば広がるほど、食原生ストレスが少なくなれば少なくなるほど、未来の多くの子供達に福耳と切れ長の目が戻ってくると確信しています。

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