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日本人から「福耳」が消える日

1-7伝統的な粗食で『中庸力』を高めよう

おにぎり【1-7】

この中庸力は、未精白穀物を中心に野菜や小魚や貝類などの一物を丸ごと食べ続ける事により、その人の体内を流れる血液が綺麗で温かくなる為に、サラサラと隅々まで滞る事無く循環している力とも言えます。

大雑把ですが、日本人の中庸力を育んできた伝統的な粗食について、まとめてみます。

第一に考える必要があるのは、主食のご飯です。

玄米雑穀がベストと思いますが、最初は五分付き辺りから始められる事をお勧めします。

玄米は難しいと思われる方は、白米雑穀でも構いません。

発芽玄米や粟、稗、キビ、麦、黒豆、小豆などを加えて電気炊飯器で簡単に炊く事が出来ますし、これに黒ゴマ塩をたっぷり振り掛けて食べてみて下さいませ。

要は、中庸力を持つ穀物を食事の中心に置く事と塩気(自然塩)を効かせる事です。

次は、旬の食材を使った味噌汁です。

これで、主食と副食の基本形の完成となります。

あとは、副食として旬の食材を中心にした簡単な料理を一品か二品程度です。

旬の小魚貝類や発酵食品も重要です。

大事な事は、副食は主食の半分以下がいいと思いまし、肉体労働をされる方やお子様以外は、一日、二食で『腹八分』お勧め致します。

これで誰でも簡単に、『メタボ』からさよなら出来てしまうと思います。

そして、玄米なら二百回、白米雑穀でも百回を目標にして、一口食べたら一旦箸を置いて目標に向かって噛み続けて頂きたいと思います。

調味料は天然の物を使用し、化学調味料や食品添加物や薬剤を使用した人工的な製品や食品を使用しない事。

動物の肉、卵、乳製品や白砂糖から作られる食品、インスタント食品やレトルト食品を極力避ける事。

要は、高蛋白、高脂肪、高カロリー、高薬物から、低蛋白、低脂肪、低カロリーへご家庭の台所から変えていって頂きたいと思います。

また、出来るだけお昼は外食ではなく、『お弁当』をお勧め致します。

これで、ご家族の身体の中身と冷蔵庫の中身が変わってくると思いますし、食原生ストレスが家庭内に入り込む余地が少なくなってくると思います。

玄米雑穀や白米雑穀のご飯を中心にして、旬の食材を中心にした『全体食』を心掛けて下さいませ。

全体食には現代栄養学では捉える事が出来ない、目に見えない生命力が宿っています。

特に、玄米や雑穀類や豆には強靭な生命力とバランスの取れた栄養素、そして、それ自体『丸ごと一つ一つが中庸力を持つ食べ物』になり、これが主食となりえる所以です。

あとは、その体質に合わせた副食を軽く付け足す程度でいいと思います。

この辺の食べ物の陰陽に関しては、食養(マクロビオテック)の本やWEBでも簡単に調べる事が出来ますので、是非、お調べ下さいませ。

ご家庭の台所から『生命力が驚異的に高く、栄養バランスに優れ、尚且つ、中庸力を持つ食べ物』である、主食中心の全体食を心掛けましょう。

食原生ストレスの元になる人工的な食品には、生命力の欠片もありません。

食事前に合唱する「頂きます」とは、『貴方の命を私の命に変えさせて、頂きます』と言う事です。

典型的な農耕民族の日本人が育んできた粗食を、各ご家庭内だけでも変えていきましょう。

現代社会は、ありとあらゆるストレスと同居しています。

環境汚染や精神的ストレスや肉体的ストレスと、家庭内も外の世界もストレスだらけです。

日本人の体質に合う伝統的な粗食を基に、血液を浄化しながら心と身体を温かいバランスの取れた『中庸』へ持って行きましょう。

そして、ちょっとやそっとのストレスが掛かっても、跳ね返すだけの強い中庸力を基にして、誰もが安定した心と身体で毎日を営む事が出来るようにしていきましょう。

病名まではいかないが毎日の様な不定愁訴や無気力、自律神経失調症や躁鬱、キレ易い、ニートや引きこもり、統合失調症、子供への虐待、陰湿な虐め、自分で判断が出来ない人、何を基準に考えているのか分からない人、次の考えや行動が読めない人、動機不明の凶悪犯罪、不妊症など、思いつくままに挙げたら切がありません。

また、病院と医師の増加と医療費の天文学的増加、それに伴い、病人の増加。

戦前や戦後はこの様な『何かおかしな現象』は、殆ど無かったと思います。

それは一にも二にも、ご先祖様から続く日本人としての『食性』を大きく踏み外し、食原生ストレスにどっぷりと浸かってしまった結果と考えます。

戦後以来、西洋(欧米)からもたらされたあらゆる洗脳により、中庸力を持つ穀物や全体食を忘れさせられ、極陽性で血液を汚す肉や卵や乳製品などの動物性食品や、同じく血液を汚しながら極陰性で低体温へ導く白砂糖製品や人工的な食品や薬物、これらの過食によって日本人の心と身体がバランスを失ってしまいました。

冠婚葬祭などの晴れの日や特別な日の食事や特別な外食や食事会は別として、普段食事をする場所であるご家庭の台所から、日本人の体質に適した伝統的なご飯中心の粗食に戻しましょう。

そして心と身体を、バランスの取れた適度に温かい中庸に戻していきましょう。

一昔や二昔前の日本人は、今とは考えられないほどの粗食や素食でしたが、西洋人もビックリ仰天する様な高度な文化や伝統や教育水準を持ち、義理や人情に厚く、自他中心的で誠実にして『卑怯』を嫌い、また、驚異的な持久力や忍耐力を有していたと思います。

一言、付け加えますと、『現代の日本人がダメ』と言っているのではなく、一昔前と同じ様に素晴らしい方々も沢山おられます。

しかし、何となく直感的に、『何かおかしい世の中』になってしまってきている様に感じてなりません。

今一度、日本人としての土台である伝統食を考える時代に来ているのではないかと思っております。

この粗食を取り戻す事で、将来の子供達が戦前生まれの方々の様な福耳と切れ長の目を持って生まれてこられる様な環境を取り戻しましょう。

我々日本人一人ひとりの体質的な(心と身体)底上げにも繋がりますし、また、アスリートの方々に於いても、伝統的な粗食により中庸力を高める事で、身体の柔らかさや持久力や精神力を高め現役時代をより長くする事も可能と思います。

その為には、食原生ストレスを減らし、中庸力を持つ命が宿る食べ物を食べましょう。

食べる前に感謝の気持ちを込めて、『貴方の命を私の命に変えさせて、頂きます』と合唱しましょう。

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