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日本人から「福耳」が消える日

4-13戦場医学と救急医療

病院

【4-13】

ここまで来ると、現代西洋医学は悪いものと言っている様に聞こえてしまいますが、決して、そんな事はありません。

現代西洋医学は『二元論をベースに機械の世界』を駆使する医学で、交通事故や大怪我などの一刻も争う様な救急救命医療に於いては、とても素晴らしい威力を発揮します。

農耕民族の一元論を基にする『自然療法』や『全体療法』では、とても間に合いません。

元々、西洋医学は『戦場医学』をそのベースにして、1850年代に勃発したクリミア戦争あたりから、急激な発展を遂げました。

野戦病院では当然ですが、戦場で傷ついた兵士が担ぎ込まれてきます。

当然、一刻も争う様な状態で、現代の救急医療の発展の基となったと思われます。

そこには、鉄砲の弾が入った兵士や足が一本吹っ飛んでしまった兵士など、戦場で負傷した兵士の為の施設です。

外科的手術や麻酔のどの鎮痛剤、それに伴い、感染症を防ぐ為の除菌や殺菌の必要性が生まれます。

傷口を消毒し兵士の身体から弾を抜き取ったり、負傷した傷口を縫ったり、鎮痛

剤や麻酔で眠らせたりと、瞬間的な措置の連続だったと思います。

これらの献身的な努力により、多くの兵士の命が救われたと思います。

これらの経験的努力の積み重ねと二元論を基にした機械の世界の進歩を基に、高度な最先端医療技術を駆使する事により、現代のめざましい程の救急救命医療や外科的手術へ発展したのだと思います。

戦場に於いて西洋医学的な野戦病院の驚異的な成果が世界的に広まり、体質病である生活習慣病にも同じ様な方法論で治療される様に発展して行く事になります。

癌や糖尿病などの生活習慣病に於いても、野戦病院的な治療法がその中心となり、この野戦病院的な治療法は、典型的な対症療法で体質の変化からくる生活習慣病の治癒にはなかなか繋がりません。

やはり、癌や高血圧、糖尿病などの慢性病に於いては、東洋的治療法や日本の食養などの『病気を善とみる穏やかな療法』が適していると思います。

元々は自分が作った生活習慣病ですから、自分以外に治す人はおりません。

癌と言う病気もその人の身体の中に存在しているので、基本的には『同胞』となりますし、自分の中で必要があって生まれた癌腫ですので、その必要性が無くなれば勝手に消えていく事になります。

現代は二元論を基にする西洋的な考え方一辺倒に傾き過ぎていて、一元論を基にする東洋的な考え方が消えかかってしまっています。

二元論を基にする現代西洋医学は、『目に見える機械の世界の医学』となり対症療法を使った救急医療などに素晴らしい成果を発揮します。

そして、一元論を基にする東洋的な療法や日本の食養は、『目に見えない生命体の世界の医学』となり体質の変化からくる生活習慣病に適しています。

ここでも同じですが、生活習慣病は何が何でも一元論的な医学や療法でないとダメと言っている訳ではありません。

一人ひとりの身体がみな違う様に、その人の経験からくる考え方や人生観も違いますし、最終的にはその人の判断に委ねる事になります。

風邪を引いて高熱が出ても大事な仕事があって休めない場合や、生活に支障をきたす様な痛みなど、生きて行く間には大変な事が沢山起こります。

対症療法的に一時的に熱を下げたり、痛みを消しながら大事な仕事や急場を乗り切る必要もありますし、この様な時は対症療法が即効生を発揮します。

また、生活習慣病に於いても対症療法を受けながら、食養などの自然療法や全体療法を併用される方もおられるでしょう。

そしてまた、生まれた時から何らかのハンディキャップを背負われておられる方もおりましょうし、その場合も二元論的な機械的医学が大変な威力を発揮します。

どちらが正しい正しくないと言う事では無く、その人の考え方でその方向が決まっていきます。

これからの時代を生き抜く為には、この地球上で必然的に生まれた二つの方程式がある事を知って頂き、『ご自身の考える物差し』にして頂きたいと思っております。

ここまで長く狩猟民族的概念と農耕民族的な概念の違いを、風土に於けるFOODの違いからと言い続けてきました。

今現在、まだこれと言って病気や大きな不定愁訴をお持ちでない若い方々、これからの日本の将来を担う方々に改めて、お伝えしたいです。

地球上の全ての生命体は、目に見えない自然界の法則に順応して初めて生きられる様になっております。

そこに機械的な世界の色が濃くなれば濃くなるほど、その人の体質的な強さにもよりますが、血液が汚れて必ず、冷えて低体温へ向かいます。

よかれと思った対症療法が元で、体質が陰性化に加速を付けてしまいます。

我々日本人としての伝統的な食性を忘れさせられて、機械的な工業製品や薬品塗れの肉などの加工食品などによる『食原生ストレス』による負荷が常に掛かってしまっています。

そしてこれに、石油から作られる対症療法的なクスリにより、知らないうちに低体温が更に加速してしまいます。

将来生まれてくる数世代先の子供達の為に、今現在の若い方々が台所から日本人の食性を取り戻しましょう。

各ご家庭から食原生ストレスを減らし、安易にクスリだけに頼り過ぎるのを少なくしていきましょう。

今現在の若い方々の体質を向上させればさせるほど、将来の子供達がまた、

『大きな耳と福耳、切れ長の目』を持って生まれてくると信じております。

その為にも、二元論一辺倒から脱却して一元論も踏まえて、ご自身の判断基準を高めていって頂きたいと思っております。

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