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日本人から「福耳」が消える日

4-5遊牧民族の自然観

馬

【4-5】

遊牧民族は、長い過酷な狩猟民族時代に『自然に打ち勝つ』や『動物の上に君臨する』的な要素や、『直線的思考』などを土台にして生まれたと考えます。

この様な狩猟民族時代の感覚が恐らく、遊牧民族になり更に発展して行ったと思います。

我々人間は、一週間くらい水を飲まないと死んでしまいます。

ですから、陣を置いていた場所の草や水が無くなる頃に、次の『目的の地』を求めて移動するのでしょうが、言うは簡単ですが、場合によっては数週間から数か月間の『命がけの旅』の連続だったのでしょう。

一族や部族、家族の命を守り子孫を繋ぐ為に、水と草を求めて広大な原野を旅したのでしょう。

そこには、過酷な自然環境や危険やあらゆる困難が待ち受けていて、砂嵐や日照り、昼と夜の温度差など、我々日本人には想像も出来ないような事の連続だったのだろうと推測します。

そして、一度出発したら二度と後戻り出来ない過酷な自然環境の中を生き抜く為には、自然界に対して常に、『道が二つに別れる』的な生死を分ける決断を求められたのだと思います。

遊牧民族になり所帯が大きくなった為に、子孫を繋ぐ事がより一層困難を極めたのだろうとも思います。

狩猟民族より受け継いだ自然観や二元論的概念や直線的思考が、遊牧民族として更に明確な発展を遂げ、現代の西洋人へ繋がったのだろうと思います。

もう一度イメージして頂きたいのですが、広大な砂漠や原野を数十日も遊牧し途中で道が二手に別れていて、どちらも遥か彼方に続いている状況です。

そこでは直線的な前進あるのみで、常に、どちらか一つの道を選ぶ必要性が生まれ、その都度、唯一一人のリーダーが右か左、AかB、YESかNO、と決めていたのだと推測します。

そこでは常に、そのリーダーの強い統率力と正当性が必要だったと思いますし、また、何らかの論理的説明を通して『善と悪』に分ける必要性が極めて高かったのだろうと思います。

そして、我々日本人には想像出来ない様な過酷な自然環境と劣悪な生活環境の中で、民族の生死を掛けた決断を強いられ続け、その右か左を明確に決め続ける間に、その過酷な自然環境や他民族からの圧力も超えて支配する『神様』にすがる様になったのだろうと思います。

よく英語で、Nobody Knows と言う言葉が出てきます。

日本語で言うと「神のみぞ知る」となる訳で、狩猟民族以来、その過酷な自然環境の上に君臨する神様にすがる事により、過酷な自然環境の中や他民族からの圧力にも屈せず、民族として一致団結して過酷な局面を乗り越えていったのだろうと推測します。

我々日本人も時々会話の中で、「それは神様しか分からないよ」などと言いますが、西洋人的な「神のみぞ知る」と言う言葉の中の意味において、何か根本的な違いを感じます。

森羅万象の全てを創り上げた、唯一絶対的な善である神様のみが分かる事で、その絶対的な神様にすがり崇める事により、その遥か下に位置する自分勝手で何も分からない人間であるからこそ、このNobody Knows と言う言葉に現代でも西洋の方々は重きを置いているのだろうと思います。

乱暴と言われてしまいそうなほどかなり大雑把ですが、『穀物中心で全体食の農耕民族が崇める一元論の神様』と、『肉食中心で部分食の肉食民族が崇める二元論の神様』と言う世界的な二つの宗教の違いになったのだろうと思います。

肉食民族として生き抜く為には、より明確に人間が動物やあらゆる生物の上に君臨して、自然界の上にも君臨する以外に方法は無かったのでしょう。

そして、西洋人の様な肉食民族は、目に見える形としての『論理的な説明で明確に相手を論破する事』を好む傾向に繋がり、自分の正しさを常に明確にして生き抜くという基本的行動様式へと繋がって行ったと思います。

ですから、欧米は訴訟大国になる訳です。

『和をもって尊しとなす』や『阿吽の呼吸』に発展した日本人には、分かり難い事だと思いますが、皆様はいかがお考えになりますでしょうか?

そして、馬の上に跨る(君臨)様になり、農耕民族では考えられない様な早い段階で騎馬民族を構成発展して行ったと思います。

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