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日本人から「福耳」が消える日

3-7中庸であるバランス力の素晴らしさ

リンゴ

【3-7】

もう少し中庸について述べた後に、少子化や現代社会の歪み現象について進めて行きたいと思います。

相反する陰と陽で作り出される中庸から出るバランス力によって、この世の中の全てが出来上がっています。

生命体であり生物の仲間である我々人間も、当たり前ですが自然界の法則内で生きる事を許されていて、その自然界が作り出すバランス力によって生かされていると思っております。

自然界の法則の中には、『世の中には、不必要な物は何も無い』や『無駄な物は一つも無い』という考え方があって、これも農耕民族が得意とする一元論や循環論を基にした発想で、なかなか『直線的で引き返す事を嫌う』様な考えを基にした狩猟民族には理解し難い考えの一つと考えております。

酸とアルカリの関係についての考え方は、狩猟民族を基にする西洋人でもある程度理解出来ていると思いますが、陰陽の法則や目に見えない中庸力や目に見えないツボや経絡、足裏の反射区などになるとかなりの難解となる事でしょう。

日本の伝統料理は特にその食べ方に於いて、陰陽のバランスを取っている物が沢山あります。

例えば、サンマなどの焼き魚に大根おろしです。

大根を大根おろしにすると、食欲増進や消化機能向上、整腸作用、食あたり防止など様々な薬効がありますが、もう一つはサンマという陽性に大根という陰性を合わせて中庸を保とうとしたのだと思います。

焼き魚の『陽性な脂の毒消し』と身体を中庸にする為に、経験的に出来上がったのでしょうし、理にかなっているので食べるととても美味しいと感じます。

刺身にワサビも同じでしょうし、陽性な蕎麦に陰性なワサビ、陰性な納豆に陽性なネギなど、すぐに思いつく物が沢山あります。

極陰性なスイカやトマトに極陽性な塩(自然塩)や陰性な日本酒に極陽性な塩(自然塩)なども、身体を冷やし過ぎないようにして中庸に保とうとした経験的な知恵だったと思います。

昔、熱海の断食道場で教わったのですが、自然界の法則で凄いと思うのは、この日本でも山にリンゴが育ち海の近くにミカンが育ちますし、これにも理由がある様です。

内陸では、陸上の動物を食べる事もあるので、その肉の『毒消し』と身体を中庸に保つ為にリンゴが育ち、海沿いでは魚を沢山食べる為に、その魚の『毒消し』と身体を中庸に保つ為にミカンが育つという事の様です。

この話を聞いたとき、「自然界において、その風土に合うFOODが上手く調和して出来上がっていて、この世に必要が無い物なんて無いんだなぁ」と直感した記憶があります。

森羅万象全てに於いて、『中庸に保とうとする自然界の法則』、とても有難い事と思います。

この法則の中に我々人間様も当然、入っています。

『一元論的に、我々人間も中庸を保つ事で生かされている事の重要性』を、西洋的な二元論的思考や哲学一辺倒ではなく、現代社会に生きる我々は真剣に考える必要が来ていると実感しています。

この大事な中庸、相対的に男性は女性よりやや陽性気味なのですが、現代の日本人は体質が中庸からかなりかけ離れてしまい、心も身体も極陰性や極陽性に傾き過ぎてしまっていて、両極端な考え方や行動に繋がり、次の行動が読めない人や、何を考えの基準にしているのかよく分からない人が増えてきた様に感じられます。

その為、戦前、戦後は考えられなかった様な動機不明で無差別な凶悪犯罪、子供への虐待、ストーカー、キレる、わがまま、自己中心的、イジメの陰性化、引きこもり、ニート、知的障害、ダウン症など、何故こんなに心も身体も荒れてしまったと言うか、世の中がおかしくなってしまったのでしょうか。

そして、どの先進諸国の民族にとっても死活問題である、少子化現象です。

それは、戦後教育や過保護、あらゆる外的ストレスの増大など色々と複雑な社会問題が原因となっており、当然、江戸時代のようなゆっくりとしたゆとりのある世の中ではないことは確かです。

しかし、これは戦後の食の踏み外しにより、我々日本人の心と身体が余りにも中庸から外れ、極陰性や極陽性の両極端へ心と身体が傾いてしまた為と思います。

その一つが、『少子化現象』へ繋がったと考えております。

アメリカの戦後の洗脳政策のお蔭で学校給食から始まり、日本人はその伝統的な食性を大きく踏み外し過ぎて両極端の体質へ傾いてしまいました。

ですから、毎日の各ご家庭の食事から日本人の食性である玄米や白米雑穀を中心の粗食で、日本人の体質を中庸へ戻す以外に方法は無いと思います。

何度も、何度も言いまして申し訳ありませんが、各ご家庭の台所から変えていきましょう。

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