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日本人から「福耳」が消える日

3-1全ての生物は、『天地一体』の中で生かされている

自然

【3-1】

東洋哲学や日本の食養では、森羅万象を含めこの世の中の全てが、『陰性と陽性』の相反する二つの状態から成り立つと考え、そして、この中間を『中庸』と捉えてきました。

中庸とは、バランスの取れた状態で、とても安定している状態の事です。

また、この世の中の全の自然物は、お互いに目に見えない大宇宙の『気』と自分の『気』を交流させながら、また、大宇宙の『気』を体内に循環させながら『生かされている』と捉える様になりました。

狩猟民族を基にする現代西洋医学や栄養学では、この様な概念には発展しませんが、農耕民族が考え出したこの法則は、体質を考える時にはとても重要な物差しになると思います。

西洋的な局所的で分析的思考ではなく、東洋的な経験を基にした全体的思考で大雑把でザックリと話を進めて行きたいと思います。

全体的思考でかなり大雑把ですが、東洋的に考える『大から小へ、小から大へ無限に循環する一つの線』をイメージしてみます。

無限の大宇宙 > 銀河系 > 太陽系 > 地球 > 風土(環境、地域)> FOOD(育つもの)>あらゆる生物 > 人間 >へ。

そして、 概念、宗教観、行動様式、習慣、文化、伝統、しきたり、立ち振る舞いなどの個々の民族の特徴へ発展してきたと考えます。

一本の線として繋がっていて、言い方を変えると『一元論』になります。

人間を考えた場合その先には身体の中身に繋がり、大きな臓器から小さな細胞へ、次にその細胞の中に存在する各小器官へ、そしてその先は現代の科学技術でも見つけ出されていない未知の最小単位の物へ、そして究極は物理的に見えない『心』へと繋がっていると考えます。

現代西洋医学は心と身体を別の物と考え続けてきましたが、東洋的な医学では最初から、仏教で言うところの『身心一如(シンジンイチニョ)』の考えが入ってきます。

とても当たり前の事ですが、東洋医学や東洋哲学では自然界の法則に則り、心と身体を分けて考える事を最初からしませんでした。

要は、無限の大宇宙から中宇宙、小宇宙、小小宇宙、小小小宇宙と無限に小さくなっていっても、あらゆる生命体や自然界に存在する全ての物は無限の大宇宙と繋がっていて、一体になっていると考えた訳です。

また東洋では、目に見えない『気』を生命エネルギーとか宇宙波動エネルギーなどと考えてきましたが、我々日本人も、『気』の付いた言葉を日常的に何気なく使います。

例えば、病気、元気、やる気、内気、陰気、邪気、覇気、陽気など考えたら切がありません。

また、日本伝統の武道である合気道では、『気とは、無限に小なるものの無限の集合体』と定義しますし、『天地一体(自然体)』とか『統一体』などと表現したりもします。

無限大で無限小とは、無限大が大宇宙で無限小が心になり、一本の線が円を描いて繋がっているという考え方で、大宇宙と我々全ての生命体は心も身体も一緒で、いわゆる『天地一体』という事になります。

つまり、大宇宙と全ての生命体や自然界に存在する全ての物は、目に見えない『気』の交流と循環を、滞り無く常に繰り返す必要があるという訳です。

農耕民族の食性である生命力を宿す穀物中心の一物全体食が基になり、農耕民族的な自然界の捉え方に繋がり、その結果、基本的概念ある一元論や循環論へと発展していったと考えています。

大雑把ですが、農耕民族はこの一元論や循環論を基にして、『体質は常に変わる』や『心も身体も変わる』、などへと発展していく事に繋がったと思います。

この循環的な方程式は残念ながら、狩猟民族を基にする西洋人の直線的な方程式では考え出し難い範疇になってしまいます。

この辺になると、知的な方や専門家の方、西洋一辺倒の方々に理解して頂く事はかなり難しいと思いますが、世の中には大雑把に二つの方程式が存在します。

狩猟民族の二元論的で直線的(一方通行)方程式と農耕民族の一元論的で循環的(円運動で元に戻る)方程式の二つがあり、どちらが良い悪いという事では無く、どちらもこの地球上の中で、『食性の違いによる進化の過程』で出来上がったものですので、これからはその両方の方程式を知り、生活や健康やあらゆる面に反映させる事が大変重要になってくると思っております。

また、典型的な農耕民族の日本人が生んだ合気道などは、『円運動』と表現される事が多いことも事実と思います。

この後、詳しく述べますが、陽性の極地(温かい)が『赤ちゃん』で、陰性の極地(冷たい)が『死』となります。

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