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日本人から「福耳」が消える日

2-6身土不二と共存共栄

トマト

【2-6】

聞き慣れない言葉と思いますが、この身土不二も大事な考え方の一つです。

簡単に説明すると、『自分の住んでいる地域で育つ食べ物を食べましょう』、と言う事に尽きます。

逆に言うと、住んでいるところから遠いところの食べ物は、身体の適応範囲外なので食べてはいけない、と言う事になります。

農耕民族の基本的な考え方で、先ほど『全体と部分は一緒』と言いましたが、

全体であるその風土(厳しい気候、環境)の中に、その土地土地に適した農産物や海辺で取れる小魚介類などがあります。

同じように全体であるその風土の中に、その土地土地で代々取れるものを食べて生き抜いてきた人間や動物が存在します。

どちらも全体であるその風土の中に、食べ物である生命体とその食べ物を食べる同じ生命体である我々人間や他の動物がいて、同じ厳しい環境に適応しながら生き抜いてきた訳で、共存共栄する事でお互いに成り立ってきました。

同じ風土の中にいる事に於いては全く違いがありませし、その風土に順応する為の自然界の法則そのものと思います。

ですから、その風土も食べ物も人間も一緒という事になってきます。

大宇宙の中に地球があって、地球の中に人間やネズミや狸やばい菌もいて、地球を宇宙としたら、人間やネズミや狸やばい菌は各小宇宙で、同じ大宇宙の中に居ることには何の変わりもありません。

人間を全体としたら、内臓の各臓器についても同じ考え(法則)になります。

そこに住む食べ物と生物、一人の人間とその各臓器や細胞は一緒であると捉えます。

所謂、一元論になります。

この概念は全体的にものを考える農耕民族であるがために生まれたもので、風土の違う狩猟民族からは残念ながら、殆ど生まれてきません。

狩猟民族的(西洋人的)に見たら、「我々人間様と、ネズミや狸やばい菌が一緒の訳はなかろう」となります。

所謂、二元論になります。

日本人として、強い生命力を代々受け継いで厳しい風土(環境)に適応する為には、とても大事な考えだったのです。

見方を変えると、食べ物が制限されていることになりますし、旬の物以外は殆ど口に出来なかった事になります。

この旬の食べ物こそ、各季節の『目に見えない生命力』や『天地の気』の塊と、考える事が出来ます。

イメージしてみて下さい。

真夏に畑で熟したトマトと、同じ時期に寒い地方でハウス栽培から出来上がったトマト、見た目は同じトマトですがその生命力は段違いです。

普通に生命力の強いのはどちらかと聞いたら、素直に直感的に考えて、ハウス栽培という人はいないと思いますが、いかがでしょうか。

ですから、穀物を中心に一物全体食で身土不二とは、生命力を極限まで高めて日本人という民族を育み、日本列島という厳しい環境と共存共栄しながら生き抜く為の、農耕民族である我々の祖先が生み出した『必要十分条件的な法則』と表現してもおかしくないと思ってしまいます。

ご家庭の食事から少しずつ変えていき、冷蔵庫の中身と身体の中身を変えていきましょう。

現代の我々日本人の後天の気(脾胃の気)を高め、先天の気(腎気)を高く持って生まれてくる未来の子孫を増やしていくように一緒に頑張りましょう。

各ご家庭の台所から『食原生ストレス』を減らしていきましょう。

主食のご飯(玄米がベスト、白米に豆や雑穀をブレンド)をしっかりと食べ、旬の食材を使った味噌汁、同じく旬の食材から一品か二品で、副食は主食の半分以下です。

天然の調味料を使い、精製塩や白砂糖や食品添加物は止め、自然の塩気を取りましょう。

そして、ゴマ塩を振りかけて、良く噛むという事です。

玄米では二百回、白米でも百回、一口ごとに箸を置いて回数を数えながら食べてみましょう。

食べる前に一言、(心の中でもオーケーです)。

「貴方の命を私の命に変えさせて、頂きます」と。

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