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日本人から「福耳」が消える日

2-5一物全体食

玄米食

【2-5】

普段の食事は、主食のご飯をしっかりと食べましょう。

それと旬の味噌汁を基に、一汁一菜か一汁二菜程度。

調味料も天然のものに変え、精製塩や白砂糖は使用せず自然の塩分をしっかり取りましょう。

『腹八分』程度で、副食は主食を上回らない事。

そして、玄米なら一口二百回、白米雑穀なら一口百回ぐらいの咀嚼を目標にとお伝えしましたが、それ以外に重要な考えが幾つかあります。

一つは『一物全体食』で、この概念があって初めて、農耕民族的な考え方を発展させる基となったと考えます。

ピンとこないかもしれませんが、徐々に説明をさせて頂きます。

全体食とは、生命体を丸ごとそのまま頂く事で、日本では玄米が代表選手の様なものです。

蒔いたら芽が出るという事は、そこには目に見えない強靭な生命力を宿していて、現代栄養学で言われている栄養のバランスもまた、しっかりと一粒一粒に詰まっています。

現代栄養学では「色々な物をまんべんなく食べて、栄養のバランスを取りましょう」、と言っていますが、最初から栄養バランスの取れている食べ物を主食にすれば、それで事足りることになります。

これも残念ながら、小学生でも簡単に理解出来ます。

そうすると、栄養のバランスを考える必要が無くなりますし、一番大事な命の元となる目に見えない生命力も一緒に付いてくるとなれば、一石二鳥です。

小豆、黒豆、麦、粟、稗、キビ、黒ゴマ、全てが全体食で、生命力の塊ですので蒔いたら芽が出ます。

これら全ては、個性的な生命力(薬効)を持っています。

たとえ白米でもこれらを上手く活用して主食を作れば、玄米には劣りますが、

それでも素晴らしい主食が出来上がると思います。

私の家は米農家のため、時々、取れた玄米を水にひたして一週間ほど置いておくと、必ず芽を出します。

残念ながら、白米は腐ってしまいます。『粕』と言われる所以です。

日本人の伝統食の中には、全体食はまだまだあります。

小魚、海藻、貝類、納豆、大昔から我々日本人はこのように副食にも全体食を取り入れてきましたし、寒い地方での蕎麦も全体食です。

海藻は芽、茎、葉の何処の部分を食べても一緒で、小魚は頭から尻尾まで全て食べることが出来ますし、貝類も殻以外全部食べられます。

また、野菜も皮を剥かずに丸ごと全てを捨てずに調理してきました。

いかがでしょうか。

主食のご飯から味噌汁とその具材、副食と全てが全体食で出来上がっている訳です。

一物全体食とは、生命力の集合体であり、現代栄養的な栄養バランスの集合体でもあり、我々日本人は大昔から経験的にこれらを食べ続けてきました。

ですから、現代栄養学で言われるところの、『好き嫌いなく何でも食べて、栄養のバランスをとりましょう』とか『一日33品目』とかいう考え方は、日本人として民族的にみたらナンセンスということになります。

現代栄養学は、寒冷地適応民族であるドイツ民族が考えた出したドイツ民族のための栄養学で、残念ながら温暖ではっきりした四季と梅雨があり稲の生産に適していて、四方を海で囲まれた日本民族の為に考え出されたものではありません。

ドイツの栄養学は狩猟民族が作り出した『違う部分の集合が全体』という概念がベースで、農耕民族である我々日本人は『全体と部分は一緒』という概念とは根本的に違います。

ですから大雑把で全体的な考で申し訳ありませんが、現代栄養学の基本的な考え方は、必然的に『栄養素の足し算方式』に繋がっていきます。

それだけドイツは寒冷地で穀物の収穫に適していない厳しい風土であり、全体食をしたくても不幸にして出来なかった民族で、もし日本のように温暖で四方を海に囲まれ、稲などの穀物や野菜や近海の幸が沢山取れたら、その考え方(栄養学)も根本的に変わってきたと確信しています。

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