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日本人から「福耳」が消える日

2-1稲を口にする大いなる民

稲

【2-1】

今まで何度か出てきましたが、この『食性』こそが、その民族の考え方や行動様式を決めるといっても、過言ではないと思います。

各民族特有の宗教もまた、導き出された自然観の違いが基になっていて、その自然観の大元がその民族の風土から生まれた『食性』と考えております。

逆に考えると、その民族が導き出した独特の考え方や行動様式を通してのみ、その民族がその厳しい風土や環境に進化適応しながら今日まで生き続けてくることが出来たという事です。

その風土内の『自然界の法則』に順応したり逆らったりしながら、食性を基にあらゆる伝統や文化やしきたりなど、生き延びる為の合理的な方法を各民族が長い歴史の中で経験を基に作り上げてきたと思います。

宗教さえも、その民族が過酷で厳しい風土を生き抜き子孫を後世に残す為の、『合理的な法則』と思っております。

なかなか『食性』については理解し難く、受け入れ難いところがあると思いますが、生物である我々人間にとって最上級に重要な自然界の法則と考えます。

それでは、『大和民族』について考えてみたいと思います。

この大和民族については、全く個人的な考えで合理的な説明は出来ませんが、大事なことは、合理的で科学的な説明よりも『全体的で大雑把な考え方』と『直感』が大事と、いつも思っております。

大体、生きていること自体が大雑把ですから。

逆に言うと、『生かされていること自体が大雑把』と考える事が出来ます。

何だかよく分からないけど、何故か毎日、生きています。

何であろうと難しい理由は分からなくても、生きている(生かされている)という現実は確かに存在する訳です。

この感覚は、学識の高い知的な方には、なかなか理解出来ない事と思いますが、

お気を悪くしないで下さいませ。

大和民族の『和』という漢字を考えると、日本人の基本的な考え方に繋がってくると考えています。

和とは、聖徳太子曰く、「和をもって尊しとなす」の言葉に尽きると思います。

この漢字の『和』は、のぎへんに口です。

のぎへんは『稲が実を付けてこうべが垂れた状態』の様で、稲(古くは粟)を意味するようです。

そうすると、和は、『稲を口にする』から『米を食べる』ということになります。

私見ですが、大和民族とは、『稲(米)を口にする大いなる民』とも解釈出来ますし、日本人は米を食べる民族ともなります。

歴史的にみて、約六千年前あたりから縄文人によって農耕で稲を作り始めたといわれていて、その米を代々、我々日本人は主食として食べ続けてきました。

その米とは、必然的に『玄米』となります。

江戸時代中期あたりから精米技術が部分的に発達してきましたが、殆どの日本人は皆この玄米を主食にして日本という厳しい風土の中を生き抜いてきました。

主食である玄米の持つ驚異的な生命力を頂きながら、大雨、台風、大雪、干ばつや大地震などの日本列島を襲う厳しい気象条件の中で、代々生命を繋ぎ続けて子孫である今日の我々日本人まで繋いできました。

生命力そのものである玄米を主食に置いて、先天の気の高い中庸体質の子供を宿し、生まれてからは後天の気を高める為に主食の玄米を食べ続け、素晴らしい心と身体を受け継ぎ続けてきたと思います。

ですから昔の人は『福耳と切れ長の目』の方が多く、強靭な持久力や忍耐力や生命力をお持ちの方が非常に多かったと考えます。

その中で、外国人も羨むような文化や伝統、しきたり、立ち振る舞いに繋がっていったと思います。

例えば、華道、茶道、香道、弓道、柔道、合気道など『道』と付くものへ発展させたものが沢山日本にはあります。

この様な繊細な文化や伝統、技術をもつ国は恐らく、世界的にみて日本だけだと思います。

明治以降に来日した西洋人は、あらゆる面で日本人の水準の高さに驚きを隠せなかったようです。

外国人がビックリ仰天するような、そして羨望するような国、それが大和民族であり我々の日本国なのです。

その基になったのは食べ物で、『何を主に食べ続けてきたか』で決まってきます。

イメージすると分かると思いますが、当たり前ですが身体は食べ物から作られますし、小学生でも分かります。

身体の一部の脳細胞や自律神経も、当然ですが、食べ物から作られています。

そうなると難しく考えなくても、『心もまた食べ物から作られる』事になりますし、食べ物が直接的に考えや行動に繋がっていくと考える事も出来ます。

明治時代の食養学者、石塚左玄先生の言葉を思い出します。

「食は本なり、体は末なり、心はそのまた末なり」、と。

風土がFOOD(食べ物)を決め、世界中どの民族も経験的にそこに住む民族が生き抜く為に一番適した食べ物を主食として食べ続け、その土地の厳しい自然環境に進化適応しながら今日まで生き永らえてきたと考えるのが自然です。

そして、その主食(食べ物)によってその民族の独特な考え方や行動様式が必然的に決まってきますし、これが『民族の主体性』となったと考えます。

但し、地域によってはヨーロッパのように主食の概念がないところもありますが、それだけ穀物の取れない寒冷の環境であるという事を意味しています。

その様な地域は、その地域なりの『主に食べる物』を基にした考え方や行動様式になってくるのです。

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